思ひで(14)新たな一歩
紆余曲折したけれど、
あたしは新しいユニットで
歌う場ができた。
ギターのTさん、ピアノのアカネさんと
一緒にジャズのスタンダードを
カヴァするユニットだ。
アタシはちぐささんにレッスンを受けたあと
コーラスではない、自分で歌う場所ができた。
贅沢なユニットだった。
好きなジャズのスタンダードを歌える。
もちろん、有名で好きな曲もあるが
これは仕事場では歌わないだろう、
というような
あまり一般には有名でない曲も歌える。
アカネさんは3人で演奏する仕事も
とってきてくれた。
あたしにコーラスではない、
ちぐささんのバックでもない、
自分のお仕事というものを
経験させてくれたのだ。
今でも、まだまだ勉強中だが
この頃のあたしは駆け出しのヨチヨチで
超ネガティブうたうたい、だった。
自分の歌の全てが情けなくて
自分の声すら、嫌になっていた。
しかし、周りはそんなあたしを助けて
いろんな経験を積ませてくれるのだ。
あたしのよいところは(笑)
実は、自信ナイナイ人間のくせに
人に手を差し出されたら
その手を掴んで、
挑戦してしまう、ということだろう。
英会話の世界から、
一気に音楽の世界に引き寄せられ、
たくさんのプロ、マチュアミュージシャンに
巡りあったこの頃。
今では、有名になったギター弾きや、
めちゃくちゃ歌のうまい人、
いろんな人に会った。
そして、あたしの音楽生活に
多大な影響を及ぼしてくれた
あっちゃん先生とあやこ先生に出逢ったのも
この時期だった。
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