無理な恋愛
おお、なんだなんだ、危ない恋話か!っと
思われた方、残念ながら、ちと違います・・(笑)
実はこの間まで放映していた連ドラのタイトルです。
堺正章さん扮する・・立木しょうごは
「若かりし日、一斉風靡したグループサウンズのボーカルで
60才になった現在はレコード会社の役員でプロデューサー」
ヒロインは夏川結衣さん扮する・・長野かえで
「36歳の売れない女優」
そしてかえでの恋人で作家志望だが
口ばかりで、生活力のない、ヒモのような色男・・たつひこは
チュートリアル徳井。
物語は立木しょうごが30歳近くも年齢の離れた
かえでに恋してしまう・・ところから始まります。
はじめは、物語の展開が遅くて
「もう、見るの、やめようかな!」と思っていたのですが
自分の人生をあきらめてしまっている
かえでを、恋する立木しょうごがだんだん
前向きな人間に変えていくようになります。
二人が出会ったことで、
その周りの人々や、立木しょうご自身も
変わっていくのです。
何話目かで
「あ、私このドラマ最後まで見よう!」と
胸をうたれた言葉がありました。
立木しょうごが、後ろ向きなかえでを
励ます言葉なのですが、
まさしくその言葉を支えにして
かえでは自分の人生を切り開いていくのです。
売れない女優で、役者の仕事といえば
再現ドラマのオバサン役。
恋人のたつひこは口ばかりで
ちっとも小説を書こうとしない。
居酒屋でバイトしながら、小さなアパートで
生活するかえでは
立木しょうごの豪華なマンションをみて
「もう、自分はこんな豪華なマンションに住む人生は
ないんだなぁって、ちょっと落ち込みました・・」と
立木しょうごに打ち明けます。
すると、立木しょうごがいうのです。
「思い描いた理想の自分と
今の自分と比較して落ち込むのはやめなさい。
理想とか、夢とかいうのは
思い浮かべて、楽しい気持ちになるために
あるもので、落ち込むためにあるもんじゃない。」
・・・いいドラマだったなぁ~。
若い時にはたぶん気づかなかったことが
いっぱいちりばめられたドラマでした。
ではでは、今日はこれにて!
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