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蜩ノ記
葉室 麟
覚悟をして生きること
周りから見ればささやかでも
自分の道を進むことの心地よさ
メンツやプライドに
縛られることの愚かさ
色んなことが詰まった本だった
お百姓のまだ子供の源吉の
くだりは、電車内にも関わらず
涙が出てしまった
直木賞を取られたのも納得
真夜中のたずねびと
恒川光太郎
久しぶりの恒川さん
人間の哀しみ、エゴ
思いやりに触れた
よかった
魂手形
宮部みゆきさん
トンネルの向こうで
穏やかに過ごしてください
川口 俊和さん
コーヒーが冷めないうちに
この嘘がばれないうちに
とても良かった
まだ続編があるらしい
読んでみたい
以前、映画を観て
気になって読後もう一度
映画を見直した
本と違っているところもあり
少しヒヤヒヤしたりもしたけど
やはりよかった
天の光
葉室 麟さん
博多の仏師 清三郎と
師匠の娘で妻のおゆき
木に仏性を得ることを
追求する清三郎
人は仏像に救われるのか
なすべきことをすること
おゆきの心も生活も
守り抜くこと
それが果たせた時
おゆきに降り注ぐ
天の光となる
蜩ノ記も読んでみたい
猛スピードで母は
長嶋 有さん
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男性と知り驚き
サイドカーに犬
猛スピードで母は
どちらも素晴らしいと思った
ホワイトラビット
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わすれられない おくりもの
スーザン・バーレイさん
年老いたアナグマさん
自分が長いトンネルの
向こうに行っても
みんながあまり悲しまないように
と言います
アナグマさんが
トンネルの向こうへ行ってしまい
みんなはアナグマさんとの思い出を
語り合うことで、少しずつ
悲しみを癒してゆくのです
大切な人と会えなくなるのは
寂しいし悲しい
こんな大きな山は
私には乗り越えられない
ように思う
でも会えてありがとうと
やっぱり言いたい
だからここにいる間は
めいっぱい自分の出来ること
楽しみたい、と思うのです
私は器が小さくて
出来る事は少ないけれど。
素敵な絵本をありがとう
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