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草雲雀

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「草雲雀」葉室 麟

主人公の栗屋清吾は
剣の達人だが三男で
部屋住みのため肩身がせまい

つらい状況の中で
優しくしてくれた百姓出身の
女中みつを妻にした

家を継いでいる長兄は
武士と女中の結婚を認めない

純粋な二人は周りに負けず
仲睦まじく暮らしているが
やはり長兄は二人に子供が
できることを許さない

そんな中、道場仲間の伊八郎が
筆頭家老になるため
用心棒になれ、という

用心棒になれば、藩の指南役として
独り立ちし、みつと子供を作ることが
できるため、危険な派閥争いに
巻き込まれていく

みつが村から持って帰ってきた
くさ雲雀(小さめのコオロギ)

清吾と伊八郎はお互い補い合い
大切なものを掴んでいく

人はひとりでは生きられない

大切なものがあるから
闘志がわき、真っすぐ立ち向かう
ことができると

ハッピーエンドの草雲雀
あっという間に読めました






 

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