ギリギリ

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「ギリギリ」原田ひ香

突然死した夫から
立ち直るため?再婚した瞳

駆け出しシナリオライター
現在の夫、健ちゃん

亡くなった夫の母、静江さん

健ちゃんは静江さんに親切で
静江さんも瞳に優しくて
でも、その優しさが受け入れられなくて

傷ついた時、周りの優しさを
受け入れることができない
そんな時間は短くない

でもいつか、傷に直面して
少しずつ前に進んでいく
そういう物語で
それは現実でとてもあること

ひ香さんは年配の人が
話によく出てくる
そこがいいと思う

きっとたくさんの読者さんも
そうじゃないかな

さてさて、次もひ香さん
読むよ!楽し♬

宙ごはん

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「宙ごはん」町田そのこ

ひ香さんの本と同時進行で読んだので
混同しそう、と、はじめは思ったけど

かなりハードな内容で
ちょっとびっくり

もっとほんわかした本かなと
思った

ホンワカかと思いきや
かなりキツイ話

ただのホンワカな本なら
最後まで読めなかった

人間も、本もギャップが大事
なのか?

違う側面を見て
受け入れられなかった人が
いとおしく思えてくるような

でもやはり大事な人が
失くなっていく話は
つらいです

古本食堂

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「古本食堂」原田ひ香

面白かった!!!

ボンディに食べに行きたい
神保町、あこがれの街

でも私みたいなミーハー読者は
神保町のどこを歩けばいいのか
わからないだろうから

美味しそうな食べ物屋さんを
巡りたい

明智小五郎事件簿1

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「明智小五郎事件簿1」江戸川乱歩

・D坂の殺人事件
・屋根裏の散歩者
・心理試験

面白かった

ひ香さんの本で
D坂が道玄坂と答えた人が笑われ
本当は団子坂だとあった

団子坂はピンとこなくて
行ってみたいな

小学校の時以来の乱歩さん
こんな大人な感じだったのか

子供の頃のおぼろげな明智探偵
全然ちがった
それが面白くて
また読もうと思う!

巻末で、皆川先生が解説しているので
びっくりしました

一橋桐子の犯罪日記

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「一橋桐子の犯罪日記」原田ひ香

確か松坂慶子さんがドラマされていた

あの時はひ香さんのことも知らず
ちゃんと見なかったことを後悔

この本もとても面白かった!
ドラマ見たいな。。

極楽征夷大将軍

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「極楽征夷大将軍」垣根涼介

久しぶりに読んだ垣根さん
直木賞をとられたとあって
読んでみた

室町時代のことをこんなに
しっかり読んだのは初めて

教科書でさらーっと見た
足利尊氏のイメージ

全然ちがった
しかし、家族、兄弟も
最後には追い詰めてしまう
お互いに大切な人のはずなのに。。

なんなんだ、人間!

さすがの直木賞
そのうち大河ドラマになりそうだ

星がひとつ ほしいとの祈り

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「星がひとつ ほしいとの祈り」原田マハ

久しぶりのマハさん
マハさんの短編を読むのは初めて

なかなか素敵な話たち
でもやっぱり私のなかでは
マハさんはルソーのことを描いた
「楽園のカンヴァス」が
一番好き

風かおる

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「風かおる」葉室麟

「潮騒はるか」に続く1作目

先に「潮騒はるか」を読んでしまったけど
十分楽しめた

ある人にとってはとても優しい人
でも、別の人にとっては
意地悪な人

だからといって
全ての人を許し受け入れる
ということではない
私はそこまで人間できてない

でもそれが人間だってことは
わかっているつもり

月曜日の抹茶カフェ

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「月曜日の抹茶カフェ」青山美智子

もはや、青山さんの本は
いつも満足を与えてくれるもの
ということを疑わない

「木曜日にはココアを」の続編
どれも優しい気持ちになれる本を
書かれる

安心して読める本

ワンちゃん

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「ワンちゃん」楊 逸

日本語を母国語としない方が
芥川賞を受賞する

ほんとにすごいことだ

さらに、中国の方からみる
日本人の描かれ方も面白い

理解しあうということ
自分の意志をもつこと
どちらも大切

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